日常生活でピアノが上手くなるきっかけを作る【利き手と逆の手で操作する】

ピアノ

日常生活の中でピアノが上手くなるためのきっかけを見付ける

ピアノの前に座って練習をするのが最もピアノが上手くなる方法だと思いますが、ピアノに座っていないときにもピアノが上手くなる方法を考えてみます。
タイトルでも書いていますが、今回は日常生活の中で行う利き手と逆の手で操作するという方法を考えてみます。

スマホやタブレットをどちらの「手」で操作していますか?

皆さんは自分で使っているスマホやタブレットを操作するとき、携帯を持つ手と携帯を操作する手はいつも決まっているでしょうか。
携帯を操作するときにいつも利き手を使っているという人が多いのではないでしょうか。
もしこのページをスマホやタブレットでご覧になっている場合はいつもと逆の手に持ち替えて操作してみましょう。
この記事を読むためにはそれほど難しい操作は必要ないにも関わらず、馴染みがない動きであるがために画面をスライドさせるという動き一つ取っても右手と同じようなスピード感で操作することは難しいのではないでしょうか。
この「馴染みの有無」というのは使った回数によって決まってくるものなので、利き手ではない手でも同じようにたくさん使っていると利き手と遜色ない動きができるようになります。

スマホやタブレットをどの「指」で操作していますか?

利き手と逆の手を使うときは利き手と同じ指を使っていたか

次に、先ほど違う手を使ったときの操作について質問ですが、利き手と同じ指で操作をしていたでしょうか。
人によっては同じという人ももちろんいらっしゃるかもしれませんが、利き手では人差し指で操作していたのに、利き手ではない手では親指で操作していたなど使いにくいということが理由で同じ指を使ってはいなかったという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

普段から無意識のうちに使う指はどちらかというと「使いやすい指」に分類され、無意識では使わないという指は「使いにくい指」に分類されます。

ピアノと関連づけてみると、この「使いにくい指」を減らしてどの指でも対等なものにする必要があります。

小指で携帯を操作してみる

利き手でも構いませんが、スマホを操作するときにいつも使わない小指を使って操作してみるとどうでしょうか。
やってみるとホーム画面のアイコンをクリックする動きであっても動きが頼りなくなってしまう人もいらっしゃるかもしれません。
また、いつも使っている指だと誤操作はほとんどないのに、小指にしただけで人によっては押そうとしているボタンが押せないという人もいらっしゃるかもしれません。

利き手と違う手や指での操作を通して苦手な動きを知る

利き手と違う手や指を使って携帯を操作するだけでなく日常生活の動作にも取り入れてみると、まず自分の身体を思ったように動かすことが結構難しいということに気づきます。
最初のころは意識するものの、数日経った後ではもとの利き手と使いやすい指での操作に戻ってしまう人も多いと思います。
言い換えれば,無意識でできるものは使いやすかったり動かしやすかったりする動きで意識しないとできないものはあまり得意ではなかったり苦手な動きになりやすかったりします。
最初は利き手と同じ動きができなくてもだんだん利き手と同じ動きができるようになったり、利き手ではできなかったより洗練された動きができるようになるかもしれません。
自分の日常の何気ない動きを分析することで自分の苦手としている動きを見つけることができるだけでなく,今までコントロールすることが難しかった利き手以外の手の動きを把握することもできるかもしれません。

まとめ

今回は日常生活でピアノが上手くなる方法として,スマホやタブレットなどの操作を例にして「利き手と逆の手での操作」を考えてみました。
いつもと違う慣れない手や指を使うと操作がすごく頼りなくなります。
利き手での操作はとても簡単ですが、電気を消す動作ひとつでもぜひ利き手以外の指や手での操作などをやってみてほしいと思います。
こうしたとても単純な動きであっても違和感を感じないようになるまで意識的に使ってみることで、ピアノだけでない身体の動作を把握することを通して、演奏および運動能力のレベルアップや価値観の変化のきっかけになればと思います。

この記事が少しでも皆さんの役に立てば嬉しいです。

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