過去にピアノとタイピングについて記事にしましたが,職場でも文字を打つ仕事が多く,ブログも始めたことから自分の仕事道具を見直し,超高級なキーボードのひとつであるHHKBのキーボードを購入しました。その使い心地と感想についてレビューしようと思います。
これまで使ってきたキーボード
これまでに私が使用してきたキーボードを紹介すると次の通りです。
マイクロソフト エルゴノミック キーボード(6年間)
私が使っていたキーボードは有線タイプですが,キーボードのイメージはこの通りです。
初めてキーボードにそれなりなお金を出して買ったことをよく覚えています。キーボードの相場を知らなかったこともありますが,人間工学に基づいたという言葉に惹かれてこれに決めました。
手首が指よりも高い位置にくるのでタイピングではあまり疲れなかった印象があります。このキーボードを長く使ってから,他のキーボードを使ってみたところ,キーボードの幅が結構あり指を動かす幅は結構大きいなという印象がありました。
デメリットがあるとすれば,場所をたくさん取るところです。机のかなりのスペースをとるため,他に机の上に何も置くことができなくなります…。使うことについても好みが分かれると思いますが,私は長くタイプしても疲れなかった記憶があります。
ロジクール ワイヤレスキーボード K275(2年間)
マイクロソフトのキーボードと使用時期は重なっていますが,ワイヤレスキーボードが欲しいなと思って購入しました。キーボードの写真はこちらです。
ロジクールのキーボードはレシーバーというUSBポートに小さなコネクタを差し込むことでキーボードと無線でつなぐことができます。そのため,BluetoothのないPCであってもキーボードが接続できるようになるので,職場のPCで使用するとき比較的コンパクトかつ無線での接続ができ,重宝しています。
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨
そして,現在使用しているのがHHKBのキーボードです。かなり高いので普通のキーボードが欲しいという人はなかなか購入しようと思わないかもしれません。(価格:35,200円: 7/1 価格確認時)
なぜ購入しようと思ったか
高級キーボードとして有名なのは東プレのRealforceがあります。リベ大でも紹介されており,「静電容量無接点方式」という物理的な接点がないキーボードであるということでこちらの購入も考えていました。
しかし,有線タイプであることやMacとWindowsのPCの両方で使いたいこと,職場でも自宅でも使用できるようにと考えると同じ方式でワイヤレス接続ができるHHKBが良いかなと思って選びました。
また,キーボードは打てればよいとも思っていたのですが,色々なブロガーさんのYouTubeを見ながら「気分が上がるキーボード」,「どんどん打ちたくなるキーボード」ということで,これにはお金をかけてみたいと思って思い切って購入しました。
タイピングした感覚
色々なブログやYoutubeの動画で「スコスコ」という感触でタイピングができると聞いていましたが,確かに使ってみると「スコスコ」「サクサク」タイピングができます。
キーボードにはしっかり打ち込めるタイプと平たいタイプのものが存在しますが,HHKBの画像からも分かるようにしっかり打ち込めるタイプです。また,タイピングの感触はかなり軽いですが,打った感じに軸がぶれない感覚があります。
軸がぶれないという表現が分かりにくい人は,ピアノで例えるならば古くて鍵盤ががたがたしているピアノと新しかったり修理したりしてしっかりしている鍵盤といえば少しは分かるでしょうか。打鍵するときに真っすぐキーが落ちてくれる印象です。この真っすぐの感覚や感動を言葉で伝えるのはすごく難しいので,Youtuberの方でHHKBを紹介している人は「サクサク」「スコスコ」という言葉で表現されているものと思います。
引っかかりが全くないタイピングとはこのことかなと思いました。
使ってみて便利だったことや驚いたこと
使ってみて便利だったことや驚いたことは以下の通りです。
- USB-Cでの給電が可能
- USBがない場合でも単三電池2本で動く
- 4台のキーボードまでBluetoothで接続が可能
- 使わない時間が一定以上経つと自動的に電源がオフになる
- 電源を入れると自動的にデバイスを認識してくれる
- 驚くほどミスタイプが減る
- MacでもWindowsでも違和感なくタイピングができる
最後のミスタイプが減るということについてはもう少し深堀してみます。
ミスタイプが減った【タイピング速度の確認】
e-typingでタイピングの練習をしてみると,今までThunderが限界なことが多かったですが,安定しNinjaやCommetが出せるようになりました。これは自分でも一番驚きました。
ミスタイプは隣のキーを間違えて押してしまうために発生することが多いですが,タイプした感触や一番下までキーが下りる場所と自分のイメージしている位置が一致していることが関係しているのかもしれません。速いタイピングができると打鍵しているときにはストレスが全くかかりません。それに,キーを打つのがすごく楽しくなります。そして何より,安定したタイプができるようになったので,購入して良かったなと思います。
まとめ
今回は新しく購入したHHKBのキーボードについて記事にしてみました。かなり高価なキーボードなのでずっと買うか悩んでいましたが,今は買って後悔はないですし,むしろ買ってよかったなと思っています。
購入を考えている人でもっと情報が欲しいという人がいれば,もう少し使った後にまたレビュー記事を書いてみようと思います。
ゆきふり