ピアノを練習する場面について

ピアノ

ゆきふりです。ピアノを習ったことがある人なら誰しもピアノの先生に「来週までにこの曲を練習してきて」と言われたことがあると思います。ピアノを練習する場面にはどのようなものがあるのでしょうか。

レッスンのための練習

次のレッスンで曲に合格をもらうための練習のイメージがありますが,小さいころはこういう練習をしていた方が多いのではないでしょうか。

私はレッスンのための練習が好きではなく,ある程度弾ける曲ばかりを練習して,新しい曲の譜読みは徐々に怠けるようになってしまった記憶があります。

コンスタントに締切が決められた練習になるので,練習の密度は高くなりますが,与えられた曲ににょっては自分のキャパシティを超えた曲を抱えてしまうこともあります。また,曲の数もかなり多くなることがあります。

また,個人的な印象もありますが,レッスンではクラシックが扱われることが多いため,ポップスやジャズなどの曲が扱われることは少ないのではないでしょうか。

自分のための練習(趣味で楽しむ)

自分で弾いてみたい曲を弾くことがこれに当たります。自分の趣味の範囲で楽しむので,かけられる時間は自由です。

また,自分のペースで弾いてみたい曲を自由に弾くことができます。技術を身につけたかったり,弾ける曲を弾くことも自分のための練習になります。

一方で,目標が設定されていないので,演奏で何を目指すのかがはっきりしないとモチベーションが続かないこともあります。

私は,コロナの影響でレッスンにも通わなくなり,発表会もめっきり減ってしまったこともあり,最近は自分のための練習がほとんどとなっています。

弾きたい曲もありますが,好きな曲が自由に弾けるように,ハノンやピシュナ,ツェルニーなどの曲で基礎力の向上を目指しています。

発表のための練習(発表会やコンクール)

発表のための練習は文字通り,人前で披露するための練習になります。習っている先生や発表会の雰囲気によりますが,好きな曲が選べることが多いのではないでしょうか。

発表会での演奏は人前で発表することを目標とするため,自分の練習の熱も入りやすいのではないでしょうか。練習方法については普段のピアノの練習方法の延長線上にあって特別に変わったことをすることはないと思います。

そのため,普段の練習スタイルが発表会で取り上げる曲の出来栄えにも大きく影響してくると思います。

発表会で演奏できる機会は普通のピアノ弾きでは年に数回といったところなので,1回1回の演奏会を大切にするとともに,色々なコンセプトを取り入れて発表会に参加するとモチベーションがあがります。

  • 難しい曲に挑戦する
  • 比較的簡単な曲で満足いく演奏をする
  • 一度弾いたことがある曲のリベンジ
  • コンセプトを決めて盛り上げる(ベートーヴェン縛り,ショパンのエチュード縛りなど)

小学校や中学校の頃はピアノの発表会用の曲を与えられていつもよりも難しい曲に挑戦していた記憶があります。

大人になってからは比較的簡単な曲を弾いたり,手が小さかった頃に弾けなかった曲のリベンジをするといったこともありました。

小さい頃からのピアノ仲間と年に何回か出る発表会ではコンセプトを決めてプログラムを盛り上げるということもやってみました。

あまり難しくはないけれど,発表会などでおすすめの聴き映えがするおすすめな曲を2曲あげてみます。

  • ファリャ 恋は魔術師 火祭りの踊り
  • カバレフスキー ソナチネ Op.13-1

ファリャの「火祭りの踊り」は浅田真央さんが優雅に滑っていた曲としても有名ですね。少し手が大きくてトリルが得意な人にはぜひ取り組んでほしいです。

カバレフスキーのソナチネは小学生でも弾けるレベルですが,独特な現代的な和音やリズムを感じることができて,弾いていても結構楽しいです。

カバレフスキーはこどものためのピアノ商品集というものもあり,私は小さい頃に何曲か弾いたことがあるのですが,とても好きになった曲が多かった記憶があります。こちらは発表会で披露するというと少し短いかもしれませんがかなりおすすめです。

目標とする到達点は?

どの練習でも自分の最高の演奏ができるように目指すべきではありますが,どのような目標を持って練習をしていますか。

結局は,レッスンのための練習や自分のための練習の延長線上に発表会での演奏があります。月並みな言い方になってしまいますが,普段の練習方法や練習スタイルがとても重要だと思います。

今後,効率が高まる練習方法についても徐々に勉強して,皆さんとも共有できればと思います。

ゆきふり

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